コンパッション・フォーカスト・セラピーに関する書籍の紹介です。
この本は、治療者の訓練としてコンパッション・フォーカスト・セラピーを用いていく、その方法とエクササイズが収録された本です。
認知行動療法などもそうですが、本に書いてある技法やエクササイズを治療者が用いようとしても、なかなかうまくいかないことがあります。
そうした問題を改善するためにスーパービジョンなどの研鑽を積む必要があるわけですが、この本はそうした方法とは別に「自分自身が実践し体験する」ために書かれた本です。
これまでに認知行動療法、スキーマ療法、そしてコンパッション・フォーカスト・セラピーがシリーズとして出版されています。
著者の一人であるDr. Chris Ironsは私のスーパーバイザーでもあり、友人でもあります。
そして、日本でコンパッション・フォーカスト・セラピーを教えた最初の人でもあります(来日WS)。
そう遠くないうちに、この本の日本語版も登場するようですので、興味がおありの方はもう少しだけお待ちいただければと思います。
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